目黒通りこどもクリニックで2014年に地域の皆様方のお世話になり始めてから、月日が経つのは早いもので、10年以上が経過しました。
ご家族、ご親戚、保育園・幼稚園・学校の先生方、地域の方々に見守られ、赤ちゃんだったお子様たちがすくすく育って行く姿に、スタッフ一同心の底から日々感動しています。
日頃の診療で一番重要なのは、患者様や保護者様からの情報提供だと思っています。同じウィルス感染でも、年齢、体質、季節、その日の天候などでも症状の経過が変わってきます。皆様が丁寧に、そして分かりやすく症状の経過を説明してくださるので、治療や経過フォローのタイミングを決める際に大いに参考になり、非常に助かっています。
過去の医療はどちらかと言うと医療者サイドに主導権があり、一方通行の印象でした。今は情報化社会、AIのおかげもあり、保護者様から「インターネットで調べると疾患の候補としてこれが出てきたが、どうか」というように、いろいろと調べられて質問してくださる方がいらっしゃいます。実はこれは大歓迎です。なぜ私がその疾患と判断するのか、あるいはしないのか、論理的に説明できるからです。どんな細かい事でも構いません。質問がある方はどうぞご遠慮なく、どんどんしていただきたいと思います。
小さなクリニックの隣に、小さな保育所“みんなのおうち”を設けてあります。また、病後児保育も行っております。微力ではありますが、今後も少しでも地域の皆様のお役に立てれば幸いです。
引き続き、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

- 慶應義塾高等学校卒業
- 慶應義塾大学医学部卒業
- 慶應義塾大学医学部小児科学教室入局
- 慶應義塾大学医学部大学院医学研究科博士課程修了
- 川崎市立川崎病院 小児科
- 平塚市民病院 小児科
- 国立成育医療研究センター 遺伝診療科
- 医学博士
- 日本小児科学会専門医
- 臨床遺伝専門医指導医